気仙沼の復興祈念公園が来月11日開園 市体育館で同日に追悼式も

犠牲者名が刻まれた銘板のイメージ

 宮城県気仙沼市は12日、同市陣山に整備している東日本大震災の復興祈念公園を3月11日に開園し、同じ日に震災の追悼式を市総合体育館で開催すると発表した。いずれもマスク着用や手指消毒など、来場者に新型コロナウイルス対策を呼び掛ける。

 公園は気仙沼湾を一望できる高台に整備中。内部が祈りの場となる船の帆を模したモニュメントや、遺族の了承を得られた犠牲者1085人の名を刻む銘板、震災の記憶伝承のための彫刻などを設置する。

 午前11時半から、関係者約90人を招き開園式を行う。一般対象の開園は午後1時。午後6時にはモニュメントの点灯式がある。市ゆかりの歌手が歌を披露し、オンライン配信する。

 公園は当初、2月の開園を目指した。新型コロナの影響などで遅れ、両方の式典の出席者に配慮し追悼式と同じ日とした。菅原市長は12日の定例記者会見で「震災10年目までに完成させなければならないと思っていた。気仙沼を訪れた人は、思いを寄せに来てほしい」と話した。

 追悼式は遺族代表の言葉や献花などを予定。座席間隔を広げ、「3密」を避けるため例年の約860席より300席ほど席数を減らす。唐桑、本吉、大島地区にも献花場を設ける。昨年は新型コロナの影響で自由献花方式とした。

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