東日本大震災の津波で妻厚子さん=当時(58)=を亡くし、震災の語り部活動を続ける気仙沼市本吉町の元消防職員佐藤誠悦さん(68)が18日、米国の大学に勤務する日本語教師や日本の大学生、教授ら約90人にオンラインで講演した。
米テキサス州のテキサス日本語教師会とベイラー大が主催する、「震災の記憶を風化させないために」と題したミニフォーラムの一環。ベイラー大は震災後、被災地支援のため学生が継続的に気仙沼市を訪れており、現地を案内した縁で交流がある佐藤さんに講演を依頼した。
佐藤さんは写真や映像を交え、津波後に大規模火災に襲われた気仙沼市の被害状況を説明。夜通し消火活動に当たった翌日、妻が行方不明と知った時や数日後に遺体を見つけた時の悲しみを振り返った。
震災の教訓として、佐藤さんは津波からそれぞれ逃げる「津波てんでんこ」の重要性を強調。「自分が助かったら、隣の人を助けてほしい。日頃から家族で避難先を決めておくことも重要だ」と訴えた。
支援活動を通じベイラー大と交流のある、南三陸町の佐藤仁町長もあいさつ。町内の復興状況を説明した。ベイラー大のプレフューメ裕子教授は「今後もこのような場を企画し、米国の学生が震災を考える機会をつくりたい」と話した。
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