13日夜の地震で震度6弱を記録した宮城県山元町で16日、小中学校全6校で授業が再開された。このうち坂元小、坂元中は断水が解消されないため、午前授業とした。断水は町内約300戸で続き、町は3カ所に給水車を配備した。
坂元中(生徒52人)では生徒が飲料用に水筒やペットボトルを持参。トイレはプールの水を使って流し、手洗い場には同校敷地に配備された給水車から運んだタンクを置いた。
給食は水道が利用できず、調理室の機器を点検する必要もあるため、見送った。新型コロナウイルス感染拡大に伴う昨年春の休校で不足した授業時間を確保する必要もあり、断水の中での授業再開となった。
太田忠志事務長は「3年生にとっては大切な受験の時期。友達に会うことで地震の不安を和らげることにもつながる」と話した。
町教委によると、17日も午前授業を行う。18日以降は断水の解消状況を見て判断する。
坂元小の給水車には水を求める住民の姿があった。同町下郷地区の主婦神村江里さん(53)は「料理は冷凍食品も活用し、お風呂は日帰り温泉施設に通っている」と話す。当初は15日に復旧するとの見通しだったため「ショックだ。早く解消してほしい」と願った。
山元町役場では16日、罹災(りさい)証明書の申請受け付けが始まった。住民が次々と訪れ、町職員が対応に追われた。
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