福島・震度6強「地元負担かけず復旧」 内堀知事が被災地視察

視察先で県職員から説明を受ける内堀知事(左)=相馬市の松川浦大橋付近

 宮城、福島両県を襲った13日深夜の地震で、内堀雅雄福島県知事は16日、最大震度の6強を観測した相馬市と同県新地町を訪れ、常磐自動車道相馬-新地インターチェンジ間の土砂崩れ現場などを視察した。

 内堀知事は、相馬市の松川浦大橋付近の落石現場も訪問。近くの松川浦漁港では岸壁に70メートルにわたって段差が生じる被害もあり、県相馬港湾建設事務所の職員から応急対策について説明を受けた。

 相馬市役所では佐藤憲男副市長から、強い揺れによって瓦が落下するなどした住宅の屋根を覆うブルーシートが足りないといった報告を受けた。

 内堀知事は「国にシートを支援してもらう。自治体に経済的負担をかけないよう取り組む」と応えた。新地町役場で大堀武町長とも会った。

復興特別会計の適用を緊急要望 政府に県

 宮城、福島両県で最大震度6強を観測した13日の地震で、福島県は16日、政府に緊急要望をした。今回の地震は東日本大震災の余震とみられることから、復旧にかかる費用も震災の復興特別会計で確実に措置するよう求めた。

 内堀雅雄知事が、視察で来県した小此木八郎防災担当相と県庁で面会し、6項目の要望を伝えた。内堀知事は、県が新型コロナウイルス対策の飲食店の時短要請解除を翌14日に控えていた点に触れ「事業者の負担は計り知れない」と述べた。

 復興特会を今回の復旧に充てられるかどうかについて、小此木氏は報道各社の取材に「(会計上の)厳格なルールと(震災後の)10年間の流れをいかに関係づけるかだ」と述べるにとどめた。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る