「ほやドル」、ホヤの魅力をオリジナルソングでPR

CD「美味しいホヤの食べ方」を手にする萌江さん=河北新報社

 宮城県石巻市のシンガー・ソングライター、萌江さんが、県の特産であるホヤをテーマにした曲だけで構成したアルバム「美味(おい)しいホヤの食べ方」を発売した。東日本大震災後の販路回復が進まない中で「私の元気な歌を聴いてもらうことで、ホヤの消費拡大にもつながればうれしい」と話している。
 「いしのまき観光大使」を務める萌江さんは、ホヤの知名度向上と消費拡大に力を注ぐアイドル「ほやドル」を自任。CDには、萌江さんが作詞作曲した全10曲を収録した。
 巻頭曲の「美味しいホヤの捌(さば)き方」は、歌詞がそのまま殻付きのホヤをさばいていく手順になっている。「ほや☆カラ」は、下味も付けず片栗粉をまぶして揚げただけのホヤ唐揚げのおいしさをアピールした。
 そのほかにもマーチやバラードなどさまざまな曲調で、漁師の姿やホヤの魅力を歌い上げている。
 萌江さんは生まれも育ちも石巻。中学・高校でギターと作曲を始め、大学卒業後の2017年、歌手活動を本格化させた。県内のラジオ局ではDJやリポーターを務めている。今回のCDは3枚目。
 「母方の祖父は漁師で、夏に行けばいつも食卓にホヤが並んだ」と親しみを吐露する萌江さん。だが震災後は韓国の輸入規制があり、昨年は貝毒による出荷自主規制や新型コロナウイルスによる消費の落ち込みなどがありホヤを取り巻く環境は厳しい。
 それだけに「歌を聴いて『食べてみたい』と思ってもらえればうれしい」。ホヤという食材の知名度をまずは国内で上げて、将来は世界にと夢は広がる。
 2534円。1000枚制作した。石巻市の「いしのまき元気いちば」や仙台市のCD店、ネット販売などで購入できる。
 連絡先は萌江さんの公式ウェブサイト。

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