留学の夢、諦めないで 仙台の仲介業者が最大11万円割引の学生支援キャンペーン

航空業界への就職を目指し、語学力を磨くため留学を検討する土岐さん=仙台市青葉区のインターサポート

 留学を仲介するエージェントのインターサポート(仙台市青葉区)は、就職活動を前に海外留学を希望する大学生や専門学校生を支援するキャンペーンを実施している。新型コロナウイルス禍の収束が見えず、海外留学を断念する学生は少なくない。同社は「将来の夢や希望業界への就職に向けて、留学を志す学生の力になりたい」と強調する。
 キャンペーンは、2021年度に休学、または3月に卒業する大学生と専門学校生が対象。渡航先の語学学校や専門学校で4週間以上の授業を申し込む際の手配料を無料にする。最大で11万円の割引となる。
 同社は1996年設立で、宮城県を中心に6000人以上を送り出してきたが、新型コロナが拡大した昨年3月以降、大学や専門学校、高校の語学研修は全てキャンセルとなった。個人での留学も途中で切り上げての帰国や、渡航直前に現地の語学学校が休講になるケースもあったという。
 就職活動を控えた学生にとっては、コロナ禍が直撃した観光関連業界を中心に、採用を控える動きがあることも懸念の一つ。中には希望する企業の採用再開を見据え、休学して留学を計画する学生もいる。
 黒石市出身で東北外語観光専門学校(青葉区)英語科1年の土岐有作さん(21)は航空会社や空港への就職を希望する。就職活動がスタートする2年生を前に、留学の道を探ろうとインターサポートを訪れた。
 多くの国が到着後10~14日間の自主隔離を定め、日本の感染状況を受けて渡航を禁止する国もある。それでも土岐さんは「現地に飛び込んでコミュニケーション力を磨き、仕事に必要なスキルと経験を身に付けたい」と熱望。カナダなど英語圏への留学を検討する。
 同社でキャンペーンを企画した三浦由紀子さん(40)は「留学業界全体が大きな打撃を受け、当社も大変な時期だが、できることは何だろうと話し合い企画した。学生さんの気持ちを大事にし、目的や渡航先に応じたお手伝いをしたい」と話す。
 キャンペーンは9月30日まで。連絡先は同社022(214)6115。

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