大型クルーズ船・飛鳥II 大船渡、宮古に来月寄港

大船渡港、宮古港への寄港が決まった飛鳥II

 大型クルーズ船の飛鳥II(乗客定員872人)が3月16日に大船渡港、同17日に宮古港に寄港することが19日、明らかになった。大型クルーズ船が東北に寄港するのは2019年11月以来、約1年4カ月ぶり。運航会社と岩手県は、新型コロナウイルス感染症対策の徹底を図る。

 飛鳥IIを運航する郵船クルーズ(横浜市)によると、新型コロナ対策として、乗客数は定員の半数以下の400人に絞る。乗船前に乗客にPCR検査キットを送付し、陽性なら乗船を拒否する。

 乗船後に発熱など体調を崩した乗客には、船内のPCR検査機器でチェック。陽性なら専用の船室に隔離する。

 大型クルーズ船の寄港は、東北では19年11月20日の青森港以来。新型コロナの流行に伴い20年はゼロだった。郵船クルーズは、3月7日を期限に10都府県に発出されている緊急事態宣言が再延長されれば、運航を取りやめる可能性がある。

 4月以降、岩手にはクルーズ船の寄港が続く。飛鳥IIは再び4、5月に大船渡、6月に宮古に入る。日本クルーズ客船(大阪市)のぱしふぃっくびいなす(620人)も5月に宮古、6月に大船渡、宮古、久慈、7月に大船渡、宮古に寄る。

 各船の寄港予定は、19日にオンラインで開かれた県クルーズ船寄港受入協議会で示された。県港湾課の大久保義人総括課長は「来港は地域振興につながるが、感染拡大対策は必須。船会社とも連絡を密にしていく」と話した。

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