試飲や量り売りも 吉岡屋が仙台朝市近くにワインとウイスキーの小売店

試飲や量り売りを通じ、気軽にウイスキーやワインの魅力を発信するバファール=仙台市青葉区中央4丁目

 酒卸売業の吉岡屋(仙台市)は1日、仙台朝市近くの仙台市青葉区中央にワインとウイスキーの小売店「BaPhare(バファール)」を開いた。一部商品は店内のカウンターで有料で試飲でき、量り売りに対応する珍しいスタイル。初心者がワインやウイスキーに気軽に触れられる出合いの場を提供する。

 店名は「場」とフランス語の「灯台(phare)」を合わせ、酒を通じて生活のさまざまな場面を照らしたいとの思いを込めた。約66平方メートルの店内でワイン約450種、ウイスキー約200種を販売する。1000~3000円と手頃な価格帯を中心にそろえ、ソムリエが常駐。農薬などを抑えて栽培、醸造した自然派ワインも多く扱う。

 吉岡屋は業務用酒販を主に手掛け、青葉区国分町に構える小売店も飲食店が主要顧客。新型コロナウイルスの影響で業務用の売り上げが落ち込む一方、巣ごもりで「宅飲み」のニーズはあり、一般消費者への発信を強化したいとバファールを開いた。飲みきれる量を量り売りし、ワインやウイスキーを身近に楽しんでもらうことを目指す。

 試飲と量り売りは、ウイスキー約110種、ワインは日替わりで赤・白各1種を提供。ウイスキーの試飲はストレートで10ミリリットル100円から、量り売りは50ミリリットル400円から用意する。ワインの試飲は30ミリリットル120円、100ミリリットル500円。量り売りは100ミリリットル350円から。スパークリング1種も扱う。試飲できるが、量り売りはしない。

 ソムリエでもある小岩清高店長(39)は「手頃でおいしい酒を従来の酒屋と違う方法で提案していく。量は飲めないけれどいろいろな種類を飲みたいという人は多く、自分の好みの味を探してほしい」と話す。仙台朝市の旬の食材との組み合わせの提案や、コロナ収束後のイベント開催も検討している。

 営業時間は午前10時~午後9時。日曜定休。試飲、量り売りは土曜・祝日は開店から、平日は午後3時から。量り売りは瓶代100円が別途必要で、持参した瓶の利用も可。連絡先は022(395)7223。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る