女川原発の重大事故想定 広域避難の流れを宮城県が動画で紹介

避難退域時検査場所の流れを示した動画の一場面

 東北電力女川原発(宮城県女川町、同石巻市)の重大事故を想定し、県は原発5~30キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)の住民向けに、屋内退避や広域避難の流れを紹介する動画を作成した。動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネルで配信している。

 動画は2本立て。事故直後の屋内退避での注意点をまとめた動画では、帰宅後の速やかな着替えや手洗い、洗顔を推奨。換気扇を止めて、外気を入れないよう呼び掛けた。

 放射性物質が外部に放出され、住民が広域避難する際に立ち寄る避難退域時検査場所の動画では、住民や車両の除染方法、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の配布手順を説明した。

 国と合同の原子力総合防災訓練で活用予定だったが、新型コロナウイルスの影響で本年度の訓練が中止となり、動画配信に切り替えた。県原子力安全対策課の担当者は「住民に屋内退避の方法や避難時の流れを知ってもらい、円滑な避難につなげたい」と話した。

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