災害住宅の見守り考える 仙台のNPO、オンラインシンポ

見守り活動を紹介する東松島市あおい地区の雫石さん(左端)

 東日本大震災の被災地でコミュニティーづくりを支援する仙台市の認定NPO法人つながりデザインセンター(つなセン)が6日、仙台市青葉区でオンラインシンポジウムを開いた。災害公営住宅で入居者が孤立するのを防ぐ見守り活動の在り方について、事例を交えて考えた。
 オンラインを含め、宮城県内外から約60人が参加。東松島市あおい地区の見守り部会雫石かほるさん(72)は、全入居世帯にアンケートを行い、家族構成や緊急連絡先のデータを取りまとめた活動を紹介した。
 雫石さんは「見守り部会のメンバーで訪問し、数日間連絡が取れなければ親族に連絡する。行政につなぐ仕組みもあり、入居者の安心につなげている」と話した。
 あおい地区の見守り活動に関わる東北文化学園大の野崎瑞樹教授は「見守りをする人の思いや悩みを地域外の人が聞くことも大切だ」と指摘した。
 NTT東日本の佐藤史彦さん(42)は、ガスや水道の日々の使用量データを家族に知らせるサービスなど、グループ会社の事業を説明。「ICT(情報通信技術)は見守りツールの一つになる」と強調した。

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