温泉街でアート楽しんで 蔵王・遠刈田で空き店舗改装、創作拠点に

温泉街の空き店舗を活用した多目的スペース

 空き店舗を活用した多目的スペース「遠刈田レジデンス マルヨシ」が、宮城県蔵王町の遠刈田温泉街にオープンした。アート展や創作活動などの拠点として、交流を生み出す。こけら落としとして仙台市在住の美術家青野文昭さんの企画展が、14日まで開かれている。

 地元住民でつくる「とおがったプロジェクト」が県の補助金を活用し、かつて置き屋や鮮魚店として使われた建物の店舗部分を改装。広さ約20平方メートルの土間床のスペースを整備した。芸術家が地域に滞在して創作活動をする「アーティスト・イン・レジデンス」に使える居室も設ける。5月から青野さんが活動する予定。

 遠刈田温泉エリアには宿泊施設や特色ある商店や飲食店が並び、こけし工人や手工芸の職人が活動する。プロジェクト代表で台湾喫茶店経営の佐藤雅宣さん(42)は「アートに限らず自由な発想で使ってもらいたい。地域内外の人が交流し、何かが生まれる起点になればいい。改装は未完成で、興味ある人たちと一緒につくり上げたい」と話す。

 青野さんの企画展は「そこにいた人、ここにいる人」(2021年)など5点を展示。午前11時~午後4時で、入場無料。連絡先は佐藤さん090(8615)9054。

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