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軌跡(12)名取・鈴木英二さん 被災家屋で津波伝える

 仙台空港の東側に広がる更地に、一軒家がぽつんと立っている。1階の外壁は失われ、むき出しになった骨組みが東日本大震災の津波の威力を示す。

 「百聞は一見にしかず。その思いは伝えられたんじゃないか」。被災家屋に住んでいた宮城県名取市の会社社長鈴木英二さん(79)が振り返る。

 震災後、内陸部の同市増田に住…

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