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軌跡(8)仙台・西田正弘さん 独りにしない、支え歩む

 柱の傷ならぬ壁一面に刻まれた傷が、子どもたちの確かな成長を物語る。

 東日本大震災で親を亡くした子どもたちを支える施設「仙台レインボーハウス」(仙台市青葉区)。身長170センチの西田正弘さん(60)が大型ボードを見上げて目を細めた。「小学1年だった子が高校生になり、背丈も抜かれました」

 施設を運営す…

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