3・11風化させない 4地域結び交流

仙台を主会場に4カ所を結んだイベント=11日、宮城野区の仙石コミュニティ広場

 東日本大震災の被災地など計4カ所からインターネットで同時配信する「震災10周年キャンドルハートナイトin仙台」が11日夜、仙台市宮城野区の仙石コミュニティ広場を主会場に行われた。参加者はろうそくに明かりをともして犠牲者を悼み、震災の風化防止を誓い合った。

 同区の福住町町内会の主催。震災を機に交流を深める東松島市野蒜、南三陸町志津川の両地区と、町内会が災害時相互協力協定を結ぶボランティア団体の拠点がある静岡市清水区を動画配信サービスでつないだ。

 午後7時~8時半の配信では、県内の被災者から10年間の感謝の言葉が伝えられ、ボランティア関係者は継続的な支援の必要性を訴えた。

 震災直後、災害時の協定を結んでいた尾花沢市鶴子地区から支援物資の提供を受けた経験から、町内会は地域を越えた交流を重視。協定の締結先は宮城、山形、静岡、愛知4県の計14団体に増えた。

 町内会長の菅原康雄さん(73)は「災害がいつ起きてもいいように、助け合う関係を築くことが大事だ。今後も、震災を知らない世代や地域に教訓を伝えていきたい」と話した。

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