宮城県、変異株の検査対象拡大へ

宮城県庁

 宮城県は16日、新型コロナウイルスで感染力が強いとされる変異株の検査対象を拡大する方針を示した。県内で今のところ未確認だが、全国で感染が広がる状況を踏まえた。県保健環境センター(仙台市宮城野区)に加え、県医師会健康センター(同)でも陽性が判明した全検体を対象とする。

 県議会2月定例会の予算特別委員会環境福祉分科会で報告した。県は県保健環境センターの陽性検体を1月分から検査中。今月11日までに仙台市以外の199件を検査したが、変異株は確認されていない。

 同センターは県医師会健康センターの陽性検体を3月分から取り寄せ、検査を近く始める予定。

 厚生労働省は、陽性の5~10%を抽出した変異株用のPCR検査を全国の自治体に要請している。変異株が確認された場合は、国立感染症研究所で遺伝子解析し詳しく調べる。

 仙台市では1月中旬ごろから、市衛生研究所(若林区)で検査中。検査に適したウイルス量のある陽性検体が対象で、全体の約26%に当たるという。

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