新型コロナ 歓送迎会や花見自粛を 宮城県対策会議「リバウンドの兆し」

宮城・市町村別の感染者数(5日現在)
県内の感染者の現状(5日現在)

 宮城県は5日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を県庁で開いた。村井嘉浩知事は「感染のリバウンドの兆しが見られる」と危機感を示し、多人数での会食や歓送迎会、花見を4月末まで自粛するよう県民に要請することを決めた。
 県内の新規感染者と療養者の推移はグラフの通り。新規感染者は、仙台市内の酒類提供店に対する時短営業要請が2月7日で終了してから落ち着いていたが、3月5日までの4日間は20人を超えた。
 県は具体的なリバウンド防止策として(1)大人数や長時間の会食(2)卒業旅行など大人数での会食が避けられない旅行(3)歓送迎会や花見-の自粛・延期を挙げた。
 終了後の記者会見で、村井知事は「感染拡大が続けば、再び時短要請を行わざるを得ない」と言及。政府分科会が示す感染状況が「ステージ3(急増)」に悪化した場合、時短営業の再要請や「Go To イート」プレミアム食事券の販売停止を検討する考えを示した。
 知事は「感染拡大を抑制できれば、今回の要請を前倒しで終了できる」とも述べ、協力を呼び掛けた。
 同席した仙台市の高橋新悦副市長が、郡和子市長のメッセージを代読。「今が感染拡大か抑制かの分水嶺(れい)。細心の注意を払って生活した1月の緊張感が保たれているか振り返ってほしい」と訴えた。
 県医師会の橋本省副会長は「ここで対策を緩めると、今までの努力が水泡に帰す」と強調。仙台市医師会の安藤健二郎会長は「3日の仙台市の感染者22人は、10万人当たりに換算すると東京都に匹敵する数値だ」と指摘した。

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