仙台市長「状況注視」 時短再要請に慎重姿勢

定例記者会見で質問に答える郡市長

 郡和子仙台市長は16日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染者の急増に伴い、市内の飲食店に営業時間短縮を再要請する可能性を問われ「どういう感染状況になるか、しばらく様子を見なければならない」と慎重な姿勢を示した。
 郡市長は9~15日の1週間、県内の10万人当たりの感染者数が全国2番目だったことに触れ「昨年12月の時短要請前と同様の状況まで悪化し、強い危機感がある」と指摘。「いま一度気を引き締め、基本的な感染防止策に取り組んでほしい」と求め、歓送迎会など会食の自粛を呼び掛けた。
 2月7日の時短要請解除と感染者急増の因果関係に関しては「飲食店由来の感染が爆発的に増えているわけではないが、人出は増えている。気の緩みがあるのではないか」と分析。再度の時短要請は「病床が逼迫(ひっぱく)すれば、県とも相談しなければならない」と述べた。
 市が宿泊促進事業「トク旅」を19日に再停止する一方で、大型観光宣伝「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」が4月1日に始まることには「非常に苦しいところ」と心境を吐露。「トク旅は患者急増で停止せざるを得なかったが、DC開幕はまだ少し先のことだ。感染者数を減らせば開催可能ではないかという思いだ」と説明した。

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