東北の1月の住宅着工2.3%増 19ヵ月ぶり前年上回る

1月の東北の新設住宅着工戸数 〔注〕かっこ内は前年同月に対する伸び率=%。▲はマイナス

 国土交通省がまとめた東北の1月の新設住宅着工戸数は、前年同月比2・3%増の2858戸で、19カ月(1年7カ月)ぶりに前年を上回った。持ち家が6カ月連続の増加と、引き続き好調だったことに加え、分譲も7カ月ぶりに上昇に転じた。

 県別の着工戸数は表の通り。青森は4カ月連続で前年同月を上回った。岩手は9カ月ぶり、宮城は4カ月ぶり、山形は3カ月ぶりに増加に転じた。秋田は2カ月連続、福島は10カ月連続で減少した。

 持ち家は福島以外の5県で増えて全体で9・8%増。仙台市47戸増、盛岡市35戸増と大きく伸びた。一方、いわき市は35戸の大幅減となった。前年同月は2019年10月の台風19号被害の復旧に伴う着工があり、反動減となったとみられる。

 貸家は22カ月連続で前年を下回ったが、前年同月比1・4%減と減少幅は小さかった。青葉区と太白区を中心に仙台市が98戸増え、全体の減少数を抑えた。工場関連の住宅建設の落ち着きで大幅減が続いていた北上市なども下げ止まった。

 分譲は3・1%増加。青森市は大型マンションの着工で87戸増となった。

 住宅金融支援機構東北支店の担当者は「新型コロナウイルスの感染が一時落ち着いた段階で受注した分が、着工につながったのではないか」と話す。

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