津波注意報で渋滞、徒歩避難を呼び掛け 宮城知事

宮城県に津波注意報が発表され、岩沼市では内陸部に避難する車の列ができた=20日午後6時25分ごろ

 村井嘉浩宮城県知事は22日の定例記者会見で、最大震度5強を記録した20日の地震で津波注意報が出てからの避難行動について「できれば車ではなく、徒歩で高台や避難所に逃げてほしい」と呼び掛けた。

 県内の沿岸部などでは津波注意報に伴い、内陸に避難する車による渋滞が確認された。村井知事は「新型コロナウイルス禍を踏まえ、車で安全な所へ逃げるのも一つの選択肢としてあり得る」と理解を示しつつも、「東日本大震災では、車で避難中に津波に襲われ亡くなった人もいた」と徒歩での避難を要請した。

 その上で「コロナも命の危険はあるが、感染してもすぐに亡くなることはない。優先順位は津波から逃げることだ」と念押しした。

 コロナ収束が見通せない中、政府や大会組織委員会などは東京五輪・パラリンピックで海外からの観客の受け入れを断念した。

 村井知事は「復興五輪として海外の人に復興した姿と感謝を伝えたいとの思いが強く、大変残念だ」と述べた。大会本番に向けては「主役となる選手には最高のパフォーマンスを披露してほしい。成功したと思ってもらえる大会にすることが重要だ」と強調した。

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