宮城で最多171人感染 仙台131人、郡市長「危機的状態」 新型コロナ

宮城県内の市町村別の感染者数(24日現在)

 宮城県と仙台市は24日、10歳未満~90代の男女171人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日の125人を大幅に上回り、過去最多を更新。うち仙台市の感染者が131人を占め、初めて3桁となった。郡和子市長は「危機的状態。一層厳しい外出・移動自粛の判断をお願いしたい」と呼び掛けた。
 仙台市以外の1日感染者数も40人で過去最多。内訳は富谷市7人、岩沼市5人、名取市、多賀城市、利府町が各3人、石巻市、塩釜市、登米市、大崎市、七ケ浜町、大和町が各2人、気仙沼市、栗原市、柴田町、川崎町、松島町、加美町、大衡村が各1人。現時点で130人(76・0%)の感染経路が分かっていない。
 仙台市は既に公表した患者を含め認可外保育園で6人の感染が判明し、クラスター(感染者集団)発生と断定。上野山保育所(太白区)も感染者が4人に増えた。市立病院(同)の小児科病棟の看護師、中野栄小(宮城野区)と荒巻小(青葉区)の児童も感染した。
 太白区保健福祉センター、泉区家庭健康課、榴岡はるかぜ保育園(宮城野区)の各職員、亀岡老人福祉センター(青葉区)の滞在者も感染。カラオケ喫茶「ブロードウェイ」(若林区)の感染者は40人に増えた。
 県内の療養者は午後3時時点で最多となる890人。うち入院中は121人で確保した病床241床の50・2%を占めた。累計感染者は5060人(仙台市は3336人)。うち4012人が退院・療養解除となった。
 郡市長は報道関係者に対し「感染経路不明の割合が高く、大きな懸念材料だ。疫学調査で探知されていない感染者が、多く存在していると考えざるを得ない」と強調。無症状者を対象とした唾液によるドライブスルー検査を25日に始める方針を示した。

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