仙台市議会「対面式議場」の維持求める 新庁舎基本設計

仙台市役所

 仙台市役所本庁舎の建て替えで、市議会は26日、新庁舎の議会機能に関する検討結果を郡和子市長に伝え、基本設計への反映を申し入れた。議場のコンセプトを「杜の都」として内装を木質化するほか、議員席と執行部席が対面する現行形式の維持などを求めた。

 鈴木勇治議長と嶋中貴志副議長、主要6会派でつくる検討会議の渡辺博座長が申し入れ書を手渡した。

 バリアフリー化を徹底し車いすやストレッチャーを利用する議員に対応するほか、傍聴席は車いす利用者6人分を含む100席程度とする。授乳やおむつ替えができる親子室や傍聴者ロビーの確保も要望した。

 鈴木議長は「議会の考え方をぜひ実現してほしい」と語り、郡市長は「議会や市民と相談しながら設計を進めたい」と応えた。

 市議会は今後、電子評決システムや議場へのモニター導入、難聴者の補聴器を補助する磁気誘導ループ設置などの検討を継続し、改めて市長に申し入れる。

 新庁舎は現在地に1棟を整備し、2028年度に利用を始める。現在の議会棟は先行解体し、新庁舎完成までは現庁舎8階ホールに議場を仮移転する。

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