<入試のツボ>苦手分野 基礎固めを/3年生に向けて(3)数学

 数学の復習は、2年生までの学習内容をしっかり振り返り、苦手な単元や、うろ覚えの箇所を把握するところから始めよう。学年末考査や模擬試験の結果も踏まえ、各単元にどのくらいの学習時間が必要か、大まかな見通しを立ててほしい。

 苦手な単元の復習は、基礎の完成を目標にしよう。公式や語句を一つ一つ丁寧に確認し、理解や定着が不十分なところは、いつでも読み返せるようノートにまとめることを勧める。

 その上で、ワークや教材を活用して練習問題にたくさん取り組もう。基礎レベルがスムーズに解けるようになったら、少しずつ問題の難度を高めていくと理解も一層深まる。

 公立高入試の第1問は例年、基本的な理解や計算力を問う小問だ。本年度入試の第1問では、基礎レベルの小問8問、計26点分が出題された。その中には、文字式や資料の活用、立体の体積など、2年生までの学習内容も含まれる。

 1、2年生の学習範囲の基礎を固めることは、新学年の学びを円滑にし、1年後の入試の得点を高めることにも直結する。

 その一方、学年や単元にかかわらず、自分自身の課題に合わせたトレーニングも大切だ。例えば計算ミスをよく見直すと、正負の数の四則計算や分数の計算が十分身に付いていないことが分かる。

 検算や見直し不足、試験中の焦りなどがミスにつながっている例もあり、こうした原因に合わせた対策も大切だ。自分にはどのような学習メニューが効果的か、よく自己分析して取り組んでみよう。

 いよいよ入試に挑む一年が始まる。先手先手で学習を進め、ライバルに差をつけよう。
(個別教室のアップル・田中萌教務)

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら
入試のツボ

中学、高校入試を控えた受験生のいるご家庭に、仙台圏の学習塾講師陣がトピックスや勉強法を伝授します。


企画特集

先頭に戻る