<入試のツボ>定期的な復習が大切/3年生に向けて(2)社会

 社会は定期試験前に集中的に学習し、試験が終われば振り返ることがない、という勉強になりがちだ。出題範囲が広い模擬試験を受けると、一気に点数が下がることも珍しくない。

 記憶したことを、大きな労力をかけることなく保つためには、一定期間内に繰り返し復習することが大切だ。定期的に問題を解くことで、覚えていることと、忘れていることを明確にしたい。忘れている部分は教科書や参考書で学び直し、再び定着させてほしい。

 さらに後日また問題集と向き合い、きちんと身に付いているか確認する。この繰り返しができるようになると、記憶に残しておくことが、それほど苦にはならないはずだ。

 ただ、新たに学ぶ中学3年の学習内容の定着と並行し、2年までの内容を一気に覚え直すことになると、かなりの時間と労力が必要になる。

 受験までの時間が限られる中、社会の勉強のため他の教科を犠牲にしたり、睡眠時間を犠牲にしたりするのは好ましくない。そのような状況に陥らないためにも、新学年を前にした今を大切にしてほしい。

 2年生で学習した内容を総整理し、新学年になっても、身に付いているか時々振り返る機会を持つ。それができると、受験に向けた準備は充実するはずだ。

 宮城の公立高入試の社会は、単なる暗記だけでは太刀打ちできない高度な問題が増えている。入試間際に集中的に詰め込んで結果を残せる教科ではなくなった。そのことも踏まえ、今からしっかりと準備しておこう。
(河合塾NEXT・進藤進泉中央教室長)

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