南陽高畠ー山形上山 開通2年 東北中央道、交通量分散に効果

 東北中央自動車道の南陽高畠-山形上山インターチェンジ(IC)間の開通により山形自動車道を加えた宮城、山形、福島の南東北3県の環状高速ネットワークが誕生してから、13日で2年がたつ。国などによると、ルートの選択肢が広がったことで交通量が分散し、東北自動車道などの混雑緩和につながっている。

 国土交通省山形河川国道事務所などによると、ネットワーク完成後、一般道を含めた交通量の変化(2015年と20年10月の比較)は、東北中央道・国道13号の山形、福島県境が52%、南陽高畠-かみのやま温泉IC間が28%それぞれ増加。一方、東北道・国道4号の宮城、福島県境は12%、山形道の宮城、山形県境は15%減少した。

 首都圏方面から北上し福島、山形両ジャンクション(JCT)を通過した交通量を見ると、従来は「東北道、山形道経由」で山形市以北や以西に向かう車両が多かった。環状ネットワーク完成後は東北中央道経由が主流になった。整備前の18年10月は「東北道、山形道経由」の車両が9割を占めたが、整備後の20年10月は東北中央道経由が8割と逆転している。

 東北中央道全体の交通量は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い全国で緊急事態宣言が出された期間中(20年4月16日~5月14日)、前年同期と比べて平日で最大34%減、休日で76%減と大幅に落ち込んだ。その後は交通量が徐々に回復し、20年11、12月には前年の8、9割まで戻った。

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