待ってた!東北のエース 田中将投手の復帰戦にファン興奮

日本球界に復帰後、初登板となった田中将らのタオルを掲げて声援を送る東北楽天ファン=東京ドーム

 プロ野球東北楽天の田中将大投手が17日、東京都文京区の東京ドームであった日本ハムとの5回戦に先発し、8年ぶりに日本の公式戦のマウンドを踏んだ。記念の一戦には9985人の野球ファンが訪れ、右腕の投球を食い入るように見詰めた。

 「仙台では残念な思いをしたので」と話すのは、東京都調布市の会社員土屋佑磨さん(23)。田中将は3月27日の日本ハム戦(仙台市・楽天生命パーク宮城)で今季初戦に臨む予定だったが、直前に右ふくらはぎを痛め、登板を緊急回避。土屋さんは初登板を観戦するため、仙台まで駆け付けたという。「この日を待ちわびていた」と興奮した様子で語った。

 球場周辺は開場前から、田中将のレプリカユニホームを着たファンらの熱気に包まれた。田中将が試合前のキャッチボールでグラウンドに姿を見せると、大きな拍手が起きた。

 神奈川県藤沢市の会社員田中航さん(25)は「けがから復帰したばかりなので結果は求めない。でも、できれば4番中田(翔)選手を直球で三振に仕留めてほしい」と期待した。

 田中将は一回、中田に先制の左中間2ランを浴びるなど5回3失点で敗れた。日本での通算100勝目はならなかったが、横浜市港北区の自営業山崎佳奈子さん(57)は「投球を見られただけで良かった。日本シリーズで再び、東京で投げてほしい」と笑顔で話した。

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