村井知事「大丈夫ですかと言っていれば…」 郡市長の発言に反省しきり

村井嘉浩宮城県知事

 村井嘉浩知事は19日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症対策を巡る自身の発言に不快感を示した郡和子仙台市長に対し、「私の説明がしっかりしていなかったと反省している」と陳謝した。コロナ禍を「大きな災害」と捉え、収束に向けて市と連携する重要性を改めて強調した。
 村井知事は5日の定例会見で、県と市の連携不足で、市保健所の業務が追い付かなかったと発言。郡市長は16日の市議会臨時会で「発言を容認したと受け止められるのは本意ではない」と反論した。
 村井知事は19日の会見で、県と市の役割分担は機能してきたと説明。ただ感染が再拡大した3月以降、「濃厚接触者を調べる行政検査で発見される患者が多いのが普通だが、病院検査の方が多かった」と違和感を抱いたという。
 村井知事は「(郡市長に対し)大丈夫ですかと早めに言っていれば、患者発生を抑えられたのではと反省している」と釈明。「市職員は本当に頑張っている。県と市の連携がうまくいかなかったことは反省すべきだ」と振り返った。
 連携強化のため、県と市は副知事と副市長が定例会議を開いている。村井知事は市以外の感染者数が増加傾向にある現状に触れ、「県の保健所の能力を超えたら市に協力要請する。お互いさまだ」と述べた。

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