山形・南陽市、外出自粛を要請 ステージ4相当、無料PCRも

南陽市民に不要不急の外出自粛を合同で呼び掛けた吉村知事(右)と白岩市長=22日午後4時20分ごろ、山形県庁

 山形県南陽市の飲食店でクラスター(感染者集団)が拡大していることを受け、県と南陽市は22日、市民に不要不急の外出自粛を6月3日まで求める合同要請を出した。市は23日から希望する市民に対し、無料でPCR検査を実施する。

 25日まで市内の小中学校と保育施設は休校、休園とし、高校は在宅学習に切り替える。市は飲食店への時短営業の要請と協力金の独自支給も検討している。

 南陽市では20日にスナックでクラスターが発生し、22日までに同店で客を含む11人の感染が確認された。市内で人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は80・65人と、政府の分科会が示す指標でステージ4(爆発的感染拡大)に該当する。同じ置賜地方の中核病院である公立置賜総合病院(川西町)の病床占有率も47・1%と、ステージ4の50%に限りなく近い。

 県庁で合同記者会見を開いた吉村美栄子知事は「(公立置賜総合病院の)病床使用率はあと数日で50%を超える恐れがある」と危機感を示し、リモートで出席した南陽市の白岩孝夫市長は「人が集まる場所には行かないでほしい」と市民に協力を求めた。

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