弘前ねぷた、2年連続の中止

 青森県弘前市の「弘前ねぷたまつり」(8月1~7日)について、市など主催5団体でつくる運営委員会は27日、新型コロナウイルスの感染状況が悪化しているとして、今夏の開催を中止すると決めた。中止は2年連続。昨年は自粛を求めた町内ごとのねぷた運行は制限しない方針。

 同市を含む8市町村を管轄する弘前保健所管内では、大型連休明け以降、新規感染者が急増。26日までの1週間で計123人の感染が確認され、県内の保健所管内では最も多くなっている。

 記者会見した運営委員長の桜田宏市長は「医療現場は逼迫(ひっぱく)した状態。観客が沿道で密になることは避けられず、対策を講じたとしても、感染リスクを下げるのは難しい」と中止の理由を説明した。代替イベントについては今後検討する。

 運行団体を取りまとめる合同運行安全会議の松山憲一会長は「各団体も複雑な気持ちで制作を始め、ストレスを抱えていた。子どもたちへの伝統継承という意味では大きなダメージだが、中止はやむを得ない」と話した。

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