14大学のうち9大学「施設提供OK」 宮城のワクチン一般接種

 新型コロナウイルスワクチンの一般接種を巡り、宮城県内の4年制14大学のうち9大学が「施設提供が可能」との見解を国に示していることが2日、各大学への聞き取りで分かった。

 文部科学省は5月、全国の国公私立大に施設提供に関する意向調査を実施。県内では東北大、宮城教育大、宮城大、東北学院大、東北文化学園大、東北生活文化大、仙台白百合女子大(いずれも仙台市)尚絅学院大(名取市)仙台大(柴田町)が「可能」と回答した。

 東北大は候補施設として青葉山キャンパス(青葉区)の青葉山体育館と川内キャンパス(同)の川内萩ホールを提示。「これから文科省と具体的に調整する。大学病院にも(打ち手などを)何人出せるか照会中だ」と説明する。

 人員は既にJR仙台駅東口の大規模接種会場に大量投入している。学内には「これ以上の余裕はない」との声もある。

 宮教大は体育館や講堂、宮城大と仙台白百合女子大、尚絅学院大、仙台大は体育館、東北学院大は体育館と教室をそれぞれ提示。時期は夏休み期間中や8月中旬~9月中旬の一定期間を指定した大学が多い。

 東北文化学園大と東北生活文化大は「夏休み中」と時期のみ提示。このうち東北生文大は「接種会場となる場合は近隣住民を優先してほしい、と国に要望した」という。

 その他の大学は「検討中」が2校、「交通面などで条件に合わず難しい」が2校。東北福祉大は「取材への回答を控える」とした。

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