青森ねぶた、2年連続中止 有料2万9000席は払い戻し

青森ねぶた祭りの中止方針を明らかにした(左から)小野寺市長、奈良実行委員長

 2年ぶりの開催を目指していた青森市の青森ねぶた祭り(8月2~7日)について、実行委員長の奈良秀則・青森観光コンベンション協会会長は2日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中での開催はリスクが大きいとして、中止する方針を明らかにした。
(22面に関連記事)

 奈良委員長と小野寺晃彦市長、青森商工会議所の若井敬一郎会頭が市役所で会談し合意した。18日の実行委で正式決定する。既に約2万9000席の予約が入っている有料観覧席の使用料は払い戻す。

 一般のハネトの参加を認めないなど、感染対策を徹底した上での開催を模索していた。例年より6団体少ない16団体が大型ねぶたを運行する予定だった。

 記者会見した奈良委員長は、イベント開催を巡って県が新たに示すガイドラインに触れ、「(感染防止策の)ハードルは相当高く、マンパワーも財源も対応し切れない」と述べた。

 代替イベントに関しては、「現時点では白紙」と強調し、「ガイドラインが公表された後に、運行団体などと協議していく」と述べるにとどまった。

 2カ月を切った時点での判断について、「今年はワクチンができたので、祭りもやれる想定で準備していたが、なかなか接種が進んでいない。できる限り早い段階(での判断)というのは今だった」と理解を求めた。

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