サクランボ、ラ・フランス…果樹出荷箱リニューアル 山形

20年ぶりにデザインを一新した果樹の出荷箱を手にする井上社長(右)と神保さん=丸勘山形青果市場
サクランボの出荷箱

 青果物卸売業の丸勘山形青果市場(山形市)は、サクランボなど山形県産果樹の出荷箱を20年ぶりにリニューアルした。出荷用と贈答用を兼ねたスタイリッシュなデザインに統一。詰め替えの省力化に加え、県産品のブランドイメージの向上にもつなげたい考えだ。

 新たな出荷箱はサクランボやリンゴ、ラ・フランス、ブドウ(デラウェア、シャインマスカット)など品目・品種に合わせた約20種類。5月上旬から出荷時期に合わせて順次使用している。白地や茶色地の段ボール箱に果物を2色で描き、箱を積み重ねるとデザインが連なって見えるように配置した。品目名などの表記も明朝体で合わせ、上品なイメージを強調する。

 これまでのデザインは品目や品種で全く異なり、贈答用にする場合は化粧箱に移し替える手間も要した。リニューアルは、昨年4月に就任した井上周士社長(48)が提案。段ボール製造を請け負うエスパック(上山市)でデザインを担当する神保玲奈さん(27)の作品が採用された。

 神保さんは「テーマは『重ねる』。色が重なった部分に新たな色が生まれ、出荷箱を重ねるとデザインが連なることを意識した」と語る。女性のアイデアが詰まった発想に、井上社長は「今風のポップな感じのデザインになった。イメージの向上で需要を掘り起こしたい」と期待を寄せる。

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