【更新】宮城県、青葉区解除を決定 時短要請は13日夜まで

宮城県の対策本部会議で時短要請の解除を決めた村井知事(中央)ら=10日午前10時30分ごろ、県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として仙台市青葉区の酒類提供店などを対象とした午後9時までの時短営業要請に関し、宮城県は10日、対策本部会議を県庁で開き、期限通り13日夜で終了することを正式決定した。新規感染者の減少で病床の逼迫(ひっぱく)が改善し、高齢者らへのワクチン接種が進む現状を考慮した。3月25日夜に始まった時短要請は2カ月半余りで県内全域で解除される。
 独自の緊急事態宣言も6月13日で終了する。19~21日の東京五輪聖火リレーの影響やワクチン接種の進行状況、青葉区での時短要請の効果を見極めるため、リバウンド(感染再拡大)防止徹底期間は7月11日まで延長する。
 県は多くの集客が見込まれる在仙プロスポーツチームとの連携を強化。不要不急の県外移動の自粛を呼び掛け、飲食店の認証制度をPRする動画を制作し、試合会場などで啓発活動を展開する。
 村井嘉浩知事と郡和子仙台市長は会議後、記者会見を開いた。
 村井知事は時短要請解除後のリバウンドを懸念。「県民の協力次第だ。『新しい生活様式』などの感染対策を徹底してほしい」と述べた。
 郡市長は時短要請の延長を県に求めなかった理由を「感染者数を一定程度抑え、確保病床使用率も(政府指標の)ステージ2に下がった。地域経済への影響もあり、総合的に判断した」と説明。感染者が再び増えた場合は「時短要請を含め、機動的に強い措置を講じていく」と話した。

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