宮城県北の風力発電計画、住民説明会始まる

 再生可能エネルギー事業の「グリーンパワーインベストメント」(東京)は27日、宮城県北地域で計画中の二つの大規模風力発電事業の住民説明会を加美町で始めた。

 加美町と大崎市を中心に一部、山形県側にまたがる「宮城山形北部風力」の計画は最大出力30万キロワットで、3000~4000キロワット級風車を70~90基設置する。加美町、大崎市に設置する「宮城山形北部II風力」は、最大出力2万5000キロワットで、同様の風車4~5基を設置する。2事業で計30万キロワットの規模にする予定。

 やくらい文化センターで開いた説明会には町民14人が出席。同社は環境影響評価と計画具体化の手順を説明し、売電収入の一部を還元し地域振興に役立てる取り組みを紹介した。参加者から「事業期間の20年を過ぎると風車はどうなるのか」「騒音で引っ越ししたら補償はあるか」「完成予想写真を早く示して」などの質問が出た。

 説明会は国の環境影響評価手続きに従い1月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止。今回、自主的に開催した。7月3日に大崎市の中山コミュニティセンターと鳴子公民館、同4日に加美町の旭地区公民館と中新田公民館で開く。コロナ対策で参加者の地区を限定するという。

 同社は加美町と色麻町でも風力発電「ウインドファーム八森山」(最大出力6万キロワット)を計画中。26、27の両日、両町の3会場で住民説明会を開いた。住民計40人が出席し、建設による水害誘発や景観への影響、騒音への懸念の声があったという。

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