仙台市長選 郡氏が公約を発表

仙台市長選 郡氏が会見で公約発表

 任期満了に伴う仙台市長選(18日告示、8月1日投開票)で、再選を目指す現職の郡和子氏(64)は5日、公約を発表した。新型コロナウイルス検査機会の増加、2022年度の待機児童ゼロ達成、当事者や有識者でつくる「女性・若者活躍推進会議(仮称)」の設立などを盛り込んだ。

 「笑顔咲く杜の都をつくる」をキャッチフレーズに最重点公約として「10の挑戦」を掲げた。①新型コロナ克服②子どもたちを守る③社会的孤立防止④子育て応援⑤可能性を開く⑥ワクワクする街づくり⑦デジタル化⑧防災環境都市⑨歴史と文化を育む⑩市役所意識改革―にチャレンジする。

 1期目公約の「一丁目一番地」に据えたいじめ対策に引き続き取り組み、子育て応援は出産費補助など「新生児とママを祝福するお祝い」を設ける。家族の介護や世話をする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の実情把握にも努める。

 経済分野は市長のトップセールスによる企業誘致などに取り組む。まちづくりはJR仙台駅前の広場化のほか「我が国トップクラスの音楽ホール」や東日本大震災のメモリアル施設の建設を打ち出し、アート・エンターテインメントに着目した施設整備も目指す。

 市役所改革は厳しい財政状況を踏まえたさらなる行財政改革、女性管理職の積極登用などを挙げた。

 市内で記者会見した郡氏は「命と健康、暮らしを守ることを第一に掲げ、アフターコロナの都市間競争に打ち勝つため、まちづくりにも取り組む。数値目標は再選させていただいた後に決めたい」と説明した。

 市長選には新人で元衆院議員の加納三代氏(44)が現職のみ出馬の場合に無所属で立候補すると表明し、6日に公約を発表する。

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