河北抄(7/13):1992年7月21日夜。県営宮城球場は2…

 1992年7月21日夜。県営宮城球場は2万8000人で埋まった。地方球場で初のプロ野球オールスター戦。留飲を下げた地元ファンは多かっただろう。

 この18年前。同球場はロッテの本拠地。地元は優勝を見据え日本シリーズや将来のオールスター開催を求めた。ロッテは優勝したが、日本シリーズは東京開催に。収容人員が少なかったのが理由。

 4年後、球団は川崎球場へ。それでも地元の思い入れは強く、先月亡くなった元仙台市議会議長の大泉鉄之助さんが「いっちまったロッテオリオンズを今年こそは優勝させる会」を設立。選手を招き激励会を開く活動を続けたのだった。

 そんな経緯の末に実現した念願のゲーム。八回からは横浜の佐々木主浩投手(仙台市出身)が登板。全球真っすぐで挑んだ西武の清原和博内野手に一発を浴びたものの、勝利で締めくくった。おんぼろ球場が輝きを放った夜だった。

 その後の球場の変貌はご存じの通り。17日に4度目のオールスター戦がある。東北楽天からは5選手が出場。夢の球宴ならではの真っ向勝負を堪能したい。

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