仙台の人気ピザ店、勝山館の元従業員が「再開」

移設したまき窯でナポリピザを焼く三橋さん(右)
勝山館の元従業員らが開いた「ピッツェリア エ オステリア パドリーノ」の外観

 仙台市青葉区上杉の総合宴会場「仙台勝山館」(6月末で営業終了)の経営悪化に伴い3月末で閉店したナポリピザ店の元従業員らが、青葉区二日町に新店「ピッツァリア エ オステリア パドリーノ」を開いた。使い慣れたまき窯を譲り受けて変わらない味を提供する。

 広さ約110平方メートルで37席。石やれんがをふんだんに使い、南イタリアの飲食店を思わせる内装に仕上げた。伝統的な作り方を守ったナポリピザ30種以上を提供。パスタや魚、肉料理も充実させ、イタリア語で「食堂」を意味するオステリアを店名に加えた。
 勝山館にあった「ピッツェリア パドリーノ・デル・ショーザン」は常連客も多い人気店で、2月中旬の休業発表以降は満席で予約の取れない状態が続いた。
 「こんなに愛されている店をなくしたくない」と考えた料理長でピザ職人だった三橋亨さん、副料理長だった佐々木剛さんら4人が、新店のために集まった。イタリア製のまき窯は、勝山館を運営してきた勝山企業から譲り受けた。
 開店は17日。待ちわびた常連客らの予約が相次いだ。社長に就き、新店でもピザ職人として腕を振るう三橋さんは「料理の質やサービスは以前と変わらないが、店が狭い分、フットワーク軽く幅広い料理を出せる。より客を喜ばせることに力を注ぎたい」と話す。今後はピザ職人の育成にも力を入れる考えだ。
 8月以降は席に空きがあるという。連絡先は022(290)1138。

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