夜にこける <ツール・ド・東北への道(2)>

東京五輪前夜の宮城スタジアム。夜は暗く、転倒事故に見舞われた=7月20日午後10時25分ごろ、宮城県利府町

 あと2カ月しかないぞ―。「選手兼任監督」のデスクから、初心者向け練習メニューを渡された。これまでは休日にのんびり走りながら遠出する程度で、大会の出場経験はない。途中で棄権するのは嫌だし、平日も時間を見つけて走ることにした。

 思い立ったが吉日と、仕事を終えた午後9時から走りに出掛けた。仙台市中心部から宮城県利府町の県総合運動公園まで片道約12キロのコース。気温は26度まで下がり、夜風が心地いい。

 東京五輪の男女サッカー競技会場となる宮城スタジアム周辺も、試合がない夜は閑散としている。そろそろ帰ろうとターンを切った瞬間、転倒した。ライトはつけていたものの目の前が暗く、砂利敷きの場所に入ってしまった。

 腕に擦り傷を負った程度で済んだが、愛車のダメージは大きかった。前輪のブレーキ付近や、後ろの変速機周辺から異音がする。何とか家まで戻れたのは、午後11時すぎだった。先が思いやられるこぎ出しとなった。(ふ)

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 開催まで2カ月を切った「ツール・ド・東北」。コンテンツセンターのデスクと記者が出場までの日々をつづる。

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