「社命」下る <ツール・ド・東北への道(1)>

劇的に遅いタイムでようやくたどりついた泉ケ岳中腹の自然ふれあい館=7月15日午前

 「ツール・ド・東北に出場せよ」。ある日、編集局コンテンツセンター所属のデスクと記者に、やんわりとではあるが「社命」が下った。石巻市総合運動公園を発着点として9月19日に開催される自転車イベント。河北新報社とヤフーの主催で、例年紙面でも大々的に報じているが、会員制交流サイト(SNS)での発信や動画によるニュースなど、ウェブでも取り上げてみてはという提案だった。
 紙の新聞以外の報道にチャレンジすることは大賛成なのだが、いざ仕事となると不安が募る。2人ともロードバイク好きを自認してはいるものの、自慢できるほどの経験も体力もない。
 コロナ下の今大会は「北上フォンド」(100キロ)と「女川・雄勝フォンド」(65キロ)のみとする特別大会。せっかく出るからにはと、100キロコース登録の流れとなった。「何をどう報じるか」という問題以前に、これほどの距離となると、完走できるかどうかすらおぼつかない。
 まずは自分の体力の現在地を確認しようと、泉ケ岳のヒルクライムに挑戦した。スキー場の駐車場まで約7キロ、高低差は400メートルほど。目安は30分弱だそうだが、結果は45分。運動不足は実感していたけれど、まさかこれほどの遅さとは。取材の段取りを考える前に、体力向上を迫られることとなった。(う)
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 開催まで2カ月となった「ツール・ド・東北」。コンテンツセンターのデスクと記者が出場までの日々をつづる。

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