【更新】アリューシャン列島でM8・2の大地震 日本への津波の心配なし

 29日午後3時16分ごろ、米アラスカ沖のアリューシャン列島で大規模な地震があった。日本の気象庁によると、地震の規模はマグニチュード(M)8・2と推定される。

 太平洋の広い範囲に津波が発生する可能性があり、米海洋大気局(NOAA)はアラスカ南部やアリューシャン列島に津波警報を出した。気象庁によると、日本の沿岸では若干の海面変動の恐れがあるが、被害の心配はない。

 米地質調査所(USGS)によると、震源はアラスカ州南西部ペリービルの東南東約90キロ。震源の深さは46・7キロ。

1996年には東北に津波注意報

 1996年にアリューシャン列島であった地震では東北の太平洋沿岸など日本の広い範囲に津波注意報が出た。6月10日午後1時9分(日本時間)ごろ、アリューシャン列島でマグニチュード7.7の地震が発生。気象庁は北海道から静岡県までの太平洋沿岸と伊豆諸島に津波注意報を発令した。最も早く到達するとみられた根室では予想時間から1時間以上たっても潮位に変化はなく、注意報は解除された。

 東北の太平洋沿岸の市町村は、津波注意報を受けて消防団員らが防潮堤の水門を閉じるなどして警戒する一方、住民に注意を呼び掛けた。津波は観測されず、注意報の解除後に警戒を解いた。

アリューシャン列島であった地震の震源(気象庁ホームページから)
気象庁ホームページ

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