無効票1万超「重く受け止めるべきだ」 仙台市長選で宮城知事が指摘

村井嘉浩宮城県知事

 村井嘉浩知事は2日の定例記者会見で、宮城スタジアム(宮城県利府町)での東京五輪サッカー競技の有観客開催について「やって良かった」と強調した。

 宮スタでは7月21~31日、サッカー男女の予選と準々決勝計10試合が観客数を上限1万人に設定して行われた。村井知事は感染拡大のリスクに触れつつ、「選手や観客、ボランティア、一生懸命頑張っていた県職員にとって、いい思い出がつくれたのではないか」と評価した。

 視察時には観客やボランティアと言葉を交わしたといい、「子連れのお母さんが非常に喜んでいたのが印象的だった」と振り返った。

 チリを破って8強入りした日本代表「なでしこジャパン」が27日、有観客開催に感謝するメッセージをロッカールームに書き残した。知事は「試合に臨んだ選手が非常に喜んでくれた。一つの宝物だ」と話した。

 8月1日に投開票された仙台市長選では、与野党が事実上相乗りして支援した郡和子市長が再選された。投票率は29・09%(前回比15・43ポイント減)で、過去最低を更新した。

 知事は「明らかに勝敗が分かっているとの受け止め方をされ、(有権者が)選挙に行かなくていいと判断した」と分析。白票を含む無効票が1万498票に上った結果に「県民の重要な意思表示。市長はしっかりと重く受け止めるべきだ」と指摘した。

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