宮城2カ所目 水素ステーション、仙台空港隣にオープン

テープカットで開所を祝う牧野会長(左)、村井知事(中央)ら

 産業ガス大手の岩谷産業(大阪市)などは燃料電池車(FCV)向けの水素供給拠点「イワタニ水素ステーション仙台空港」を宮城県岩沼市空港西の県道沿いに整備し、現地で5日、開所式があった。県内の商用水素ステーションは仙台市宮城野区に次いで2カ所目。

 整備したのは、仙台空港南側に隣接する工業団地「仙台空港フロンティアパーク」の一角約1000平方メートル。国や県の補助制度を活用し、水素の圧縮機やFCVに水素を補充する機器などを設けた。

 FCV1台当たり3分で水素の補充を完了し、1時間で最大6台を受け入れることができる。福島県浪江町にある世界最大級の水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド」から水素を定期的に輸送し、ステーション内に貯蔵する。

 岩谷産業の牧野明次会長は開所式で「水素ステーションを線から面に拡大し、利便性向上とFCV普及に努めたい」とあいさつ。村井嘉浩知事は「今後は仙台空港を拠点とした燃料電池タクシーやレンタカーの導入支援など、県民が水素社会の到来を実感できる機会を創出したい」と述べた。

 県内のFCV登録台数は7月末時点で77台。

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