インパール作戦 死線さまよい自決も覚悟 飢えや高熱、救われた命
15日、76回目の終戦記念日を迎えた。コロナ禍の夏、遠い戦禍の伝承がより身近に重く響く。
日本兵の白骨が並ぶジャングルで自身も死線をさまよい、2度自決しようとした。インパール作戦に投入された宮城県栗原市鶯沢の菅原利男さん(97)は当時の記憶をたどり「(生還できたのは)運が良かっただけだ」と振り返る…
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