二つの腕で将棋の駒を自在に動かすロボット「電王手桜将(でんおうて おう しょう)」が山形県天童市将棋資料館で開催された対局イベント「電王手に挑戦 夏の天童桜将戦」で本格デビューした。ロボットは市内の企業が製作した。接続した人工知能(AI)の将棋ソフトの思考に合わせて滑らかに動き、挑んだ将棋ファンは真剣に向き合った。
手掛けたのは自動化生産設備を作るデンソーFA山形(天童市)。デンソーグループが開発し、プロ棋士とAIが勝負した2017年の第2期電王戦に使われた「電王手一二(いちに)さん」と同型だが、カバーに桜の模様をまとう。同社が18年12月にデンソー傘下に入ったのを機に「電王手桜将」の製造を企画し、20年1月に完成させた。
名前は地元小学生と社員に募り、毎年4月に天童市で催される天童桜まつりと王将にちなんで付けた。新型コロナウイルスの影響で昨年は使う機会に恵まれず、工場の見学者らに向けて展示するのみだったという。
ロボットは7月31日~8月4日のイベント中、将棋のコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」の思考を反映させた。カメラで盤面を読み取り、駒の動きを認識。右腕は駒の側面を挟んで動かし、左腕は駒をひっくり返す「成り」を担う。市内の将棋教室に通う子どもたちは対局後に「指す動きがスムーズで静か」「とても強かった」と振り返った。
デンソーFA山形は今後も地元で開かれる将棋イベントなどに活用する予定。
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