一斉休校「考えていない」 仙台市長、学校クラスターは個別対応

仙台市役所

 郡和子仙台市長は24日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染者が急増した場合、市立小中学校を一斉休校するか問われ「今のところ考えていない」と可能性を否定した。「どこかの学校でクラスター(感染者集団)が発生した場合も個別に対応する」と当該校だけ休校にすると語った。

 県境をまたぐ修学旅行などに関しては、延期などを検討するよう市教委が各学校に通知した。「運動会や文化祭は可能な限り感染対策を講じ、何とか実施を検討してほしい」と述べた。

 市教委によると、小中学校183校のうち82校がこれから修学旅行を予定し、延期や目的地変更、日程短縮を検討しているという。

 個別、集団とも再開したワクチン接種に関し、郡市長は「11月中には希望する全員に打ち終えるのではないか」と強調。接種を一時停止したものの、当初の完了目標を達成できるとの見通しを示した。

 千葉県柏市で感染した妊婦の搬送先が見つからず、早産の赤ちゃんが死亡した件に絡み、妊婦への優先接種を実施するか問われた。「妊娠後期はハイリスクと言われ、なるべく早く接種した方が良い」と必要性を認めつつも、具体的に検討していないと説明した。

 他自治体が取り組む受験生への優先接種に関しても「これから受験期に入り、そういう考えもあると思うが(仙台で)具体的な話になっていない」と述べた。

 定禅寺ストリートジャズフェスティバルの2年連続中止は「仙台の秋を彩るビッグイベントで残念。来年はにぎやかに開催できることを願う」と語った。「感染予防策を講じ、その灯を消さないという取り組みは応援したい」と話し、イベント開催支援を約束した。

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