松茸神社でマツタケ豊作祈願 今秋も期待できそう?

松の燃え具合でマツタケの作柄を占った豊作祈願祭

 全国有数のマツタケ産地として知られる岩手県岩泉町の岩泉松茸(まつたけ)神社で29日、豊作祈願祭があった。大豊作だった昨年に続く山の実りと収穫の安全を祈った。

 岩泉まつたけ事業協同組合の組合員ら約20人が参列。祝詞の読み上げや玉串奉納に加え、松の燃え具合で今年の作柄を占った。

 松の根にともした火を松の薪に移し、燃え上がったところに松の葉をくべた。着火に時間がかかったが、煙は勢いよく上がり広がった。「最盛期は遅くなるが、煙の上がり方は昨年と同じ。豊作が期待できる」との見方が示された。

 岩泉ではマツタケの豊作が2年続いた例はないという。それでも採集者の山崎成一さん(81)は「暑さが続いた後、お盆に雨がたっぷり降って条件はいい。今後、1、2回強い雨が降り、気温が順調に下がれば平年以上の収穫があるのでは」と期待した。

 マツタケの販売や料理の提供を行う恒例イベント「岩泉まつたけ祭り」は新型コロナウイルスの影響で中止する。協同組合の八重樫義一郎理事長は「今年は自宅でマツタケを楽しんでほしい」と話した。

 同町のマツタケ最盛期は例年9月下旬~10月上旬で町内の直売所や通信販売で購入できる。連絡先は協同組合0194(22)3245。

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