<燃えろベガルタ>残留争い待ったなし 目安は勝ち点35

 J1仙台がJ2降格圏からなかなか抜け出せない。リーグ戦27試合を終え、3勝10分け14敗で勝ち点19の18位に沈む。残り試合数は11。J1残留争いに向け、仙台が置かれている状況は厳しい。

0-5で大敗した25節の横浜M戦。試合後、肩を落とす仙台の選手たち=8月21日、ニッパツ三ツ沢球技場

下位との直接対決重要

 昨季は新型コロナウイルスの影響で降格がなかったため、今季のJ1は2クラブ多い20クラブで争われている。17位以下の4クラブがJ2に自動降格する。残留ラインぎりぎりとなる現在の16位は清水で、仙台との勝ち点差は7。

 シーズンによってクラブ数が違うため単純に比べることはできないが、J1が1ステージ制に戻った2017年以降、16位のチームの勝ち点は28~41で、平均は34・3。現況を踏まえると、勝ち点35が一つの目安になりそうだ。

 ここまでの仙台の勝利数はリーグ最少の3。勝ち点35まであと16。残り11試合で最低でも3勝は必要で、引き分けでの上積みが欠かせない。

 今後の日程で重要になるのは、残留争いを繰り広げる下位クラブとの直接対決だ。現時点で勝ち点30未満なのは仙台を含めて6クラブ。28節以降は19位の横浜C以外の4クラブとの対戦が予定されている。

 特に、現在17位の徳島戦(9月25日)と15位の湘南戦(11月20日)はともにホームでの戦いだけに、地の利を得て勝ち点3をつかみ取らなければならない。敵地での清水戦(9月18日)、大分戦(10月17日)も負けられない試合となる。

 加えて、1巡目のホーム戦で今季初勝利をつかんだ柏とのアウェー戦(10月2日)や、カップ戦を含む公式戦3試合で2勝1分けと相性がいい広島とのホーム戦(10月23日)などでも勝利を狙いたい。

 厳しい状況でもJ1残留の可能性はある。正念場に立たされている仙台の戦いが注目される。
(丹野大)

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る