(61)コスモスは尋常一様には揺れぬ/我妻 民雄(1942年~)
空き地や庭でたくさんのコスモスが気持ちよさそうに揺れています。同じ風に吹かれていますが、その揺れ方はさまざまです。大きく傾くもの、少し遅れて戻るもの、花の重さや茎の形で動き方は変わり、それぞれに別の…
関連リンク
- ・(60)秋の夜や身のおとろへに寝後れる/市原 多代女(1776~1865年)
- ・(59)終活は鈴虫の甕(かめ)捨ててから/大石 悦子(1938年~)
- ・(58)秋山河われもはびこるもののうち/仲 寒蝉(1957年~)
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- ・(56)新聞を跨(また)いでとほる野分(のわき)かな/古舘 曹人(1920~2010年)