復興拠点への立ち入り規制緩和へ 富岡町、来年1月にも

 福島県富岡町は8日、帰還困難区域に居住可能なエリアを設ける特定復興再生拠点区域(復興拠点)を巡り、2022年1月中旬~2月中旬をめどに全域で立ち入り規制を緩和する方針を明らかにした。町議会全員協議会で説明した。町は復興拠点について、23年春の避難指示解除を目指している。

 町は、復興拠点の整備状況に関し、除染や解体工事、上水道復旧は遅れているが、電気やガスなどはサービス提供が可能になったと報告。立ち入り規制緩和により通行証なしで自由に通行できるようにし、拠点の避難指示解除に向けたインフラ整備や住民の帰還準備を加速したい考えを示した。

 復興拠点では22年春から準備宿泊が始まる予定。町は今後、防犯などの観点から既存のゲートの開放やバリケードの撤去などについて国と協議を進める。

 町の復興拠点は帰還困難区域約850ヘクタールのうち「夜の森駅前北」「夜の森駅前南」「新夜ノ森」の3行政区と「大菅」行政区の一部の約390ヘクタール。夜ノ森駅周辺は20年3月のJR常磐線の全線再開に合わせ、避難指示が先行解除された。

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