岩手でレクサスSUV生産 トヨタ東日本、23年にも

 トヨタ自動車が2023年にも、高級ブランド「レクサス」の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)の生産を検討していることが10日、関係者の話で分かった。トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が生産を担うとみられ、実現すれば初の「東北産レクサス」となる。トヨタ東日本は小型ミニバン「シエンタ」の全面改良も22年夏ごろに予定しているもようだ。

宮城では22年、新型シエンタ

 関係者によると、レクサスSUVはトヨタ東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)で生産される見通し。同工場が手掛ける小型車「ヤリス」、小型SUV「ヤリスクロス」、小型ハイブリッド車(HV)「アクア」と同様に、小型車向け車台「GA-B」を採用するという。

 トヨタは主に田原工場(愛知県田原市)、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)でレクサスを生産している。近年、売れ行きが好調な小型SUVの新型車生産に当たり、同じ車台を使った小型車生産ノウハウがあるトヨタ東日本に白羽の矢が立ったとみられる。

 従来のコンパクトカーとは一線を画するブランド車の生産を歓迎する声は多く、東北のある関係者は「これまで東北に縁がなかった1次サプライヤーが進出する可能性がある。新しい商流が形成されるのを期待する」と話す。

 新型シエンタは現行モデルと同様に、トヨタ東日本の宮城大衡工場(大衡村)が手掛ける。15年以来7年ぶりの全面改良で、既に東北のサプライヤーが部品製造の準備に入っている。

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