さいとう・たかをさん、東北に思い強く 花巻に居宅、横手に原画収蔵

ゴルゴ13と岩手県の関係について語るさいとうさん(中央)と達増知事(右端)=2017年11月25日、盛岡市

 24日に死去した漫画家さいとう・たかをさんは、岩手や秋田とのゆかりも深く、地元関係者から死を悼む声が上がった。

 さいとうさんは東京のほか妻の出身地の花巻市に居宅を構え、代表作「ゴルゴ13」には岩手県出身の商社マンを度々登場させた。2017年11月、マンガ制作を通じて岩手の魅力発信に貢献した個人や団体に贈られる「マンガ郷いわて特別賞」(県主催)を受賞。表彰式で「東北にものすごい憧れがあった。(商社マンは)無意識に岩手県出身にした」と明かした。

 達増拓也知事は「岩手への思いを強く持ち、魅力を発信していただいた」との談話を出した。

 さいとうさんが残した全ての漫画作品の原画約11万枚は昨年から横手市増田まんが美術館に収蔵されている。大石卓館長は「ずっと『見に行きたい』と話していたが、かなわなかった。大切に保管されている状況を見てもらいたかったので残念だ。後世にしっかりと先生の作品を残していくという使命を果たしていきたい」と語った。

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